広松木工は、1950年に福岡県大川市で生まれた家具メーカーです。
WHITE FUSION
純粋無垢で美しい「白」、すべての色の根源である「白」、そんな「白」を背景に美しく存在する家具であること。そして、木の素材と異なる素材との「融合」にはじまり、ひいては空間との「融合」、新しさと懐かしさの「融合」が成立する家具であること。
それが、—White fusion—
White fusionは、私たちが大切にしてきた言葉。広松木工の原点であり、ものづくりの指標となる言葉です。素材の質、組み合わせ、厚み、手触りに徹底してこだわり、使い手によって深められる経年変化の味わいを信じて。自分たちが本当に美しいと感じる家具やスタイルを積み重ねてきました。
家具は、家族の道具です。日々目にふれ、日々使うものです。主義主張や流行のスタイルなど、ディティールだけにとらわれて、家具を作っていては「家族の風景」にはなれません。暮らしの中にとけこめるか、シンプルかつ機能的か、やさしさをたたえているか。木が刻んできた時を敬い、木が刻んでいく時を楽しめるか。常に問いかけながら手に馴染む道具としての「家族の家具」、そして、暮らしの道具を作っていきます。
広松木工の作り出すものが、「家族の風景」となりますように。そして、ちょっとおこがましいかもしれませんが、やがて「家族の一員」になれますように。これからも一本一本、木目と向かいあい、人の心にひびく、やさしいものづくりを続けていきます。まずは、良い出会いがあることを祈って。