INTERIOR

2026.04.21

Time & Style 新コレクション
受け継がれた設計に、新しい余白を

テキスト:WEB担当 みなみ



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上質な素材と端正な造形を核に据えながら、その表現領域をさらに拡張したTime & Styleの2025年コレクション。
一貫した世界観のもとに生まれた新作は、単なるプロダクトの枠を超え、空間そのものの質を引き上げる存在として際立ちます。日常に溶け込みながら、確かな個性で印象を残す——そんなアイテムの数々を厳選してご紹介します。


KOURYU|コウリュウ

まず目を引くのが、期間限定で京都に誕生した「Noma Kyoto」のためにデザインされたチェア《KOURYU》。座面に用いられているのは、クッション性を備えた畳。柔らかな触感とほのかな香りが、座る人の感覚を穏やかにほどいていきます。

欅(けやき)材のフレームには、ブランドを象徴する鉄水(てつみず)仕上げも選択可能。木目の表情を際立たせる深い黒が、凛とした緊張感を添えます。日本と北欧、それぞれの美意識が静かに交差する一脚です。




AMAGUMO|あまぐも

空間に詩的な印象をもたらすペンダントランプ。雨雲を思わせるフォルムは、複数のシェードが織りなす繊細な濃淡によって成り立っています。

光をやわらかく受け止め、静かに拡散するその佇まいは、一灯でありながら空間全体の印象を変える力を持っています。和の感性を感じさせる、新しいシャンデリアのかたちです。




WOODPECKER|ウッドペッカー

機能性と造形美を両立したサイドテーブル。三角柱のベースが特徴的で、壁際に設置すれば、さりげないメモリアルスペースとしても機能します。
シャープな輪郭と安定感のある構造が、どんな空間にも自然に溶け込みながら、静かな存在感を放ちます。




GRID SHELF|グリッドシェルフ

収納を空間演出へと昇華させた《GRID SHELF》は、整然としたグリッド構造によって壁面に新たな秩序をもたらします。シェルフでありながら、空間の印象そのものに働きかける設計です。
ユニットの組み合わせによって構成を自在に変えられるのも大きな魅力。壁一面に広げることも、限定的に変化を与えることも可能です。写真のように構造の異なるユニットを組み合わせることで、奥行きのある豊かな表情が立ち上がります。

収納のための家具でありながら、空間の背景としても機能する点も印象的です。収めるものだけでなく、その間に生まれる余白や陰影までもが構成要素となり、空間全体に静かな広がりをもたらします。




SPACECRAFT|スペースクラフト

ひとつ前の《GRID SHELF》のシーンで用いられているペンダントランプが《SPACECRAFT》。宇宙船を思わせる横に広がるユニークなフォルムが新鮮です。
高さを抑えた設計により、日本の住環境にも取り入れやすく、ダイニングなど日常的なシーンに自然と馴染みます。




AFTER DARK CANDLELIGHT|アフターダーク キャンドルライト

光のあり方に新たな視点を与えるキャンドルタイプの照明は、炎そのものをデザインに取り込んだ構成が特徴。ブロンズガラスを通して広がる揺らぎのある光が、空間に有機的な奥行きをもたらします。

対照的に、同シリーズの《AFTER DARK》は電球による安定した光を採用。ミニマルな構成の中で、光の質そのものに意識を向けさせる設計です。自然光と人工光、その違いを楽しむという新しい視点を提示します。




素材そのものの魅力にフォーカスした照明も見逃せません。有田焼の白磁を用いたシリーズは、装飾に頼ることなく、素材が持つ質感や光の透過性そのものをデザインとして成立させています。

ARITA|アリタ

白磁の繊細なニュアンスをダイレクトに引き出した一灯。点灯時には柔らかな陰影が浮かび上がり、消灯時にはオブジェのような静かな存在感を放ちます。シンプルでありながら、素材の奥行きを存分に感じさせる仕上がりです。

TWO SHADES OF WHITE|トゥーシェイズオブホワイト

一方、《TWO SHADES OF WHITE》は、白磁と白い麻布という異なる質感の“白”を重ねた構成が特徴。硬質と柔質、その対比によって生まれる光の層が、より豊かな奥行きを演出します。同じ白でありながら異なる表情を楽しめる、空間に繊細な陰影をもたらす存在です。




MUSEUM CABINET FOR PRAY|ミュージアムキャビネット フォープレイ

美術館の展示ケースのように、収めたものを静かに際立たせるキャビネット。
Time & Styleが長く展開してきた“ミュージアムキャビネット”シリーズの思想を受け継ぎながら、よりパーソナルな祈りや記憶の気配を宿す存在として構想されています。
コレクションを飾るための家具であると同時に、静かに時間を収める器のような存在です。




PICCOLO|ピッコロ

イタリア語で「小さい」を意味するサイドテーブル《PICCOLO》。6色のカラーバリエーションと2種類の高さ展開により、使う場所やスタイルに応じた柔軟な選択が可能です。
控えめでありながら、日常に軽やかなリズムをもたらします。


時間をかけて磨かれてきた設計思想はそのままに。そこへ新しい視点が静かに差し込まれることで、プロダクトはわずかに輪郭を変えています。
Time & Styleの2025年コレクションは、積み重ねてきた美意識の延長線上にありながら、新たな気配を静かに示す存在です。


今回ご紹介した「タイムアンドスタイル」は、2026年4月27日までコンフォートQうめだ本店7階にて特別イベントを開催中です。イベント詳細はこちら




「タイムアンドスタイル」はコンフォートQ の提携ショップです。ショップにてご覧いただいた商品は、コンフォートQでのご購入が可能です。ペルソナSTACIAカードなど、阪急百貨店でご利用いただける各種カードのご優待もご使用いただけます。詳しくはご購入の流れをご覧ください。

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取材協力

Time & Style Osaka
大阪市中央区南船場2丁目7-14大阪写真会館1F
TEL:06-4708-3441
営業時間:11:00 – 19:00 (水曜定休)
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