INTERIOR

飛騨の地で70年超。その技術とシンプルモダンなデザインに定評のある「日進木工」の展示会が大阪で行われました。

普段関西にショールームがない日進木工。大阪で実際の製品を見ることができる貴重な機会ということで、3日間の会期中は大盛況でした。

《 CHORUS(コーラス) 》

直線と曲線が彫刻的な美しさのコーラスシリーズより、めずらしいラウンドタイプのテーブルが新登場しました。

直線的なボディに半円型の小口がついた「コーラス ダイニングテーブル」。
通常の長方形のモデルよりも角が取れている分大きなサイズでも圧迫感を感じません。

おなじく「コーラス ダイニングチェア」からは普段使いしやすい、アームのないサイドチェアがお目見え。
座り心地はそのままにますます軽快になったサイドチェアは、立ち座りなどの動きが多いご家庭にもぴったりです。

日進木工 新作展示会レポート 《CHORUS(コーラス)》ラウンドテーブル
日進木工 新作展示会レポート 《CHORUS(コーラス)》丸テーブル

[写真左]新作のラウンドテーブル。角がない分スリムに見え、部屋が広く感じる効果も。
[写真右]最近人気が高まっている丸テーブル。樹種が変わると印象も変わる。


日進木工 新作展示会レポート 《CHORUS(コーラス)》サイドチェア
日進木工 新作展示会レポート 《CHORUS(コーラス)》アームチェア

[写真左]新作のサイドチェア。アームが強度補強をしていたため、代わりに脚部に貫が追加された。
[写真右]もともと人気のあったアームチェア。流れるような曲線とすっきりとした直線が美しい。


日進木工 新作展示会レポート 《CHORUS(コーラス)》コーラスソファ
日進木工 新作展示会レポート 《CHORUS(コーラス)》ラウンジチェア

[写真左]コーラスソファのひじ掛けは、チェアのアーム部分のフォルムを再現している。
[写真右]空間にも身体にもなじむ、というコーラスシリーズを体現したようなラウンジチェア。


《 WHITE WOOD トイシリーズ 》

家の中のちょっとしたスペースを有効にかわいく活用できる「トイシリーズ」。
間取りや働き方など、家の使い方が多様になった近頃。そんな私たちのニーズにぴったりな「コンパクトで軽い」シリーズです。

トイデスクはその名の通りデスクとしてはもちろん、ドレッサーやエントランステーブル、ソファと合わせてリビングテーブルなど「使いたいところで使いたいように使う」を叶えてくれるテーブルです。

一方のトイワゴンは寸法にこだわることで、その使い道を広げています。カトラリートレイやiPad、A4の書類ケースなど、収納されるものが気持ちよくストンと収まる内寸。デスクワゴンとしてピッタリ収まるのはもちろんのこと、キッチンワゴンやリビング、ドレッサーワゴンとしても活躍すること間違いなしです。

日進木工 新作展示会レポート 《WHITE WOOD トイシリーズ 》トイワゴン、トイデスク、トイチェア
日進木工 新作展示会レポート 《WHITE WOOD トイシリーズ 》トイデスク

[写真左]左からトイワゴン、トイデスク、トイチェア。
[写真右]シンプルなつくりのトイデスク。軽く、簡単に持ち運べる。


日進木工 新作展示会レポート 《WHITE WOOD トイシリーズ 》トイスツール
日進木工 新作展示会レポート 《WHITE WOOD トイシリーズ 》トイスツール

[写真左]コンパクトなサイズ感のトイスツールは高さを3種類から選ぶことができる。
[写真右]トイスツールにぴったりなチアフルな新生地が登場。


《 SUU サイドボード 》

めずらしい引き戸タイプのサイドボードは、こちらも内寸を考えて設計されたモデル。
A4サイズの書類ケースがすっぽり収まる奥行は、小さなストレスやもったいなさを解消してくれます。
どうしてもゆったりとしたスペースが取りにくい最近の住宅事情を考えると、引き戸は置き場所の選択肢を増やしてくれるおもしろい発想です。

日進木工 新作展示会レポート 《SUU サイドボード》
日進木工 新作展示会レポート 《SUU サイドボード》

[写真左]外側をマットブラック色にすると無駄のないデザインがより際立つ。
[写真右]書類ケースがぴったりはまる奥行で、スペースをきっちり使い切ることができる。


《 THE GRAND TABLE グランドテーブル / Forms TABLE ワイルドトップ 》

飛騨の家具メーカーらしく木材の選定から乾燥・木取りまで細心の注意を払いこだわりを持っている日進木工。
同様に木の“ロス”にも配慮しています。

グランドテーブルとフォルムステーブルはオーク材・ウォールナット材の2つの樹種を選んでいただけますが、どちらもさまざまな木の部分を使用しています。
例えばオーク材。
一般的にテーブルの天板に使われることが多い芯材(丸太の中央に近い部分)だけでなく、辺材(丸太の外側に近い部分)や虎斑(とらふ)の出ている部分を積極的に使用。
唯一無二、個性あふれるテーブルに仕上がります。
ウォールナットは芯材と辺材で大きく木の色が異なります。それをあえて組み合わせ、野性味あふれる個性的なテーブルに仕上がっています。

日進木工 新作展示会レポート 《THE GRAND TABLE グランドテーブル /Forms TABLE ワイルドトップ》フォルムステーブル オーク
日進木工 新作展示会レポート 《THE GRAND TABLE グランドテーブル /Forms TABLE ワイルドトップ》フォルムステーブル オーク

[写真左]オークのワイルドトップ仕様のフォルムステーブル。しっかりとした無垢の厚みが美しい。
[写真右]オーク材特有の虎斑。ヨーロッパでは縁起物といわれている。

日進木工 新作展示会レポート 《THE GRAND TABLE グランドテーブル /Forms TABLE ワイルドトップ》フォルムステーブル オーク
日進木工 新作展示会レポート 《THE GRAND TABLE グランドテーブル /Forms TABLE ワイルドトップ》フォルムステーブル オーク

[写真左]オークの辺材にみられる白い部分もよいアクセントに。
[写真右]白太(辺材の白い部分)・虎斑・節、天然木の良さがぎゅっとつまっている。


日進木工 新作展示会レポート 《THE GRAND TABLE グランドテーブル /Forms TABLE ワイルドトップ》フォルムステーブル ウォールナット
日進木工 新作展示会レポート 《THE GRAND TABLE グランドテーブル /Forms TABLE ワイルドトップ》フォルムステーブル ウォールナット

[写真左]ウォールナット材のグランドテーブルは、さらにワイルドな風合い。
[写真右]ウォールナットの辺材は白いため、しっかりとした色のコントラストがわかる。


日進木工 新作展示会レポート 《THE GRAND TABLE グランドテーブル /Forms TABLE ワイルドトップ》フォルムステーブル ウォールナット
日進木工 新作展示会レポート 《THE GRAND TABLE グランドテーブル /Forms TABLE ワイルドトップ》フォルムステーブル 黒皮鉄の脚

[写真左]光の当たり具合でさざ波のような木目が現れる。
[写真右]大胆な木目の天板と黒皮鉄*の脚がとても良く合う。
*鉄が高温で熱せられ、冷える際に黒い皮膜を形成したものが黒皮。意図的に塗られていない黒色でややムラがあり、クラフト感・ヴィンテージ感が魅力。


シンプルで私たちの暮らしに溶け込む日進木工の家具。
しかしそこには美しいデザインを支える匠の技とこだわりが詰まっています。
飛騨を訪れる際には、1度脚を運んでみてくださいね。


日進木工 タカヤマギャラリー
営業時間:9:30〜17:00
定休日:GW、夏季、年末年始
住所:岐阜県高山市桐生町7丁目78本社屋1-2F
TEL:0577-33-1123

日進木工 トウキョウギャラリー
営業時間:10:00〜18:00
定休日:毎週水曜日・木曜日 定休 (夏季・年末年始休業あり)
住所:東京都品川区東五反田5-25-19 東京デザインセンター 1F
TEL:03-3448-8771


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