2回にわたりアルマーニ / カーザの魅力をご紹介してきました。 存分に魅了されながらも、インテリアを丸ごと取り換えるのは至難の業。
そこで今回は、少し取り入れるだけでぐっとインテリアがクラスアップする、アルマーニ /カーザの逸品をご紹介していきます。
今回お話をうかがったアルマーニ銀座タワー内のアルマーニ / カーザのブティックでは、至る所にムラーノガラスの小物がちりばめられています。
《 アルマーニ / カーザを紐解く 》でも紹介した通り、ムラーノガラスはアルマーニ氏が大切にしているクラフトマンシップの卓越した技術が際立つアイテムです。
美しいものを絶やしたくない。そんな思いに共感しながらイタリア・ベネチアに思いを馳せるのはいかがでしょうか。
(左)蛇腹模様を思わせるムラーノガラスの花器「アキーレ」は、どことなく和の雰囲気だ。
(右)アルマーニ銀座タワーのファッションフロアでも、ムラーノガラスのテーブルランプ「ヒアデス」が使われている。
アルマーニを代表する色といえば“レッド”。少し朱を混ぜたようなクリアで鮮やかな赤には、人の目を引き付ける不思議な引力があります。
赤をインテリアに取り入れることに躊躇する人も少なくないはず。アルマーニレッドをほんの少し、そしてそれをリピートさせることで、アルマーニのエッセンスを取り入れることができるでしょう。
(左)赤もクッションの一部ならインテリアに取り入れやすい。
(右)ムラーノガラスのランタン照明「ハック スモール」とボトル「ジェイソン」。鮮やかな朱赤が特徴的だ。
アルマーニ氏の興味を一身に集めていると言えるのがオニキス柄です。 オニキスというと、ジュエリーでよく見かける黒くツヤのある石を思い浮かべる方が多いのでは。しかしながら、本来は白い縞模様のあるカルセドニー(縞めのう)のことを指して“オニキス”と呼ぶのです。
アルマーニ / カーザではこのオニキスの縞模様を家具・照明の模様として多く取り入れています。さりげなく、でもわかる人にはわかる。
アルマーニのエッセンスとしてふさわしいアイテムと言えます。
DENスペースに置かれているシェルフ「オニキス」は、棚・側面がオニキス柄になっている。真鍮を特殊な技法でインク染めし、柄と風合いを出している。
ハンドノットの絨毯「ジーン」ももちろんオニキス柄。アルマーニ氏の徹底した好みの一貫性がうかがえる。
日々の暮らしの中で、特に家の雰囲気を強く印象付けるのがリビングルーム。ここにこだわりを持つ方も多いでしょう。
ところが同じリビングルームの中であるにもかかわらず、ことリビングテーブルに至っては、残念ながら後回しにされていることが事実です。
ソファと違い、さまざまな形やテクスチャーが選べるリビングテーブル。ここにこだわらないのはもったいない。
アルマーニ / カーザでは形はシンプルながら、他ブランドでは類を見ないようユニークな材質のリビングテーブルが豊富です。
空間を一層引き立てる、そんな“アクセサリー”を選んでみてください。
2つ対にして置くと、正方形を重ねたように見えるリビングテーブル「ノリガミ」。折り紙からインスパイアされている。
サイドテーブルとしても使えるバーキャビネット「サークル」は、両サイドが開閉するうえ360度回転式。ブラックのスタッコ仕上げで、機能的かつラグジュアリーだ。
いかがでしたか。
ファッションブランドならではの感度の高さと統一性。そして昨今大きく取り上げられている社会的責任への思い。
これらアイテムからも、アルマーニ氏の未来を見据えるものづくりが垣間見えます。
ファッションを愛し、デザインを愛し、自然を愛する。そんな愛に溢れた空間をご自宅にとりいれてみませんか。
ARMANI / CASA
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アルマーニ / カーザの家具でつくる極上の日常 目次(全3回)