スタイルブック
comfortQ Style 07
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OLD↔NEW タイムレスということ
新しい価値観の創造と当時の先端技術に挑み、いまも愛され続けるモダンデザインの名作。
一方、伝統的な技法やスタイルに敬意を払い、再解釈することで生まれる新しいデザインがあります。
OLD↔NEW。 未来と過去を内包し、長い時間軸を生きるモノたち。落ち着きや品格があり、どこか懐かしい安心感。軽やかでモダン、未来への希望を纏う華やかさ。2つの側面が共存することで、親しみやすく奥深い味わいが生まれるのでしょう。
変わり続ける現在だからこそ心惹かれる、タイムレスな家具とつくる空間の魅力をお伝えします。
佇まいに美が宿る、北欧のモダンクラシック
《メイヤーソファ》はデンマークデザインの巨匠であるアルネ・ヤコブセンが、旧友と共同設計したソレロド市庁舎のために制作したもの。彼の代表作の一つである《セブンチェア》(1955年デザイン)が成型合板と金属脚で構成されているのに対し、《メイヤーソファ》は無垢の木材と木工技術にデンマークの伝統文化が活かされています。市庁舎では婚姻届けを提出するカップルたちが座ったのだとか。ヴェルベットの張地やボタン留めのロマンティックな仕様も、簡潔なフォルムとの調和で清楚に感じられます。〈アンド・トラディション〉により復刻されました。
2020.12.01
ルーズクッションがもたらす くつろぎの多様性
伝統的な家具のパーツであるスポーク(桟)を印象的に取り入れた浮遊感のあるデザイン。たくさんのクッションを自由に動かし、寝転んだり、あぐらをかいたり、パソコンを使ったり。リビングで様々な行為を行う現代的なくつろぎ方にも対応します。北欧の伝統家具に倣った良質な無垢材と仕上げ方法は時を経るほどに味わいを深め、落ち着いた輝きを増していきます。
2020.12.01
モジュールという色褪せない自由を、ホームオフィスに
スイスの建築家フリッツ・ハラーが開発した建築システムを基礎にして、家具のために開発されたのが「USMハラーシステム」です。モジュール部材を自在に連結したフレームと多様なパーツの組み合わせで、形やサイズ、色を変えて幾通りもの収納家具をつくることができます。たとえば生活と仕事が共存するホームオフィスなら、デスクやバーカウンターと機能を変えながら、統一感も生まれます。
2020.12.01
最小限にして美と機能性を獲得した完璧な椅子
伝統的な職人技である籐編みと工業的な手法や素材を組み合わせた、巨匠マルセル・ブロイヤーの名作。愛娘の名前から《チェスカチェア》と名付けられました。自転車のハンドルから着想したというスチールパイプを曲げたフレームは、カンティレバー(片持ち)にすることで柔軟性のある快適さを実現。芸術と産業が調和したモダンデザインのアイコンのひとつです。
2020.12.01
TIME & STYLE
〈タイム アンド スタイル〉は、無駄な装飾性を削ぎ落とした日本特有の美意識である緊張感・調和・静寂といった繊細な感覚を、現代のライフスタイルに融合させたインテリアプロダクトをプロデュースしています。その精緻なものづくりはニュートラルな美として評価され、日本のみならず、オランダ・アムステルダムの自社店舗からも世界に向けてオリジナルプロダクトを発信しています。
2020.12.01
GERVASONI
イタリア北東部の籐家具メーカーとしてスタートした〈ジェルバゾーニ〉。アートディレクターのパオラ・ナヴォーネが旅にインスパイアされて創造するコレクションは、クールな芸術性とともにリラックス感があり、現代的な魅力に溢れています。素材の組み合わせにこだわる独自性の強い商品は、インドア・アウトドアの両方において世界のラグジュアリーシーンで活躍しています。
2020.12.01
comfortQ Style 06
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アートから始めるインテリア
部屋に合うアートを探すのではなく、好きなアートをまず選び、そこからインテリアのイメージを広げてみる。いわば逆転の発想が今号のテーマです。
無垢な感覚で心惹かれた作品は、自分らしさを示す羅針盤となるでしょう。さらに作家の豊かな完成がお手本に。アートは心満ちる空間づくりの手がかりになるはずです。
comfortQ Style 05
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気品の青と碧、麗しのモノトーン 2つのホリデースタイル
遠く大阪湾を見渡す山の家。
川沿いのアーバンなヴィンテージビル。2つの空間に、ブルーとモノトーンをテーマにクロスオーバーさせたホリデー気分のスタイルです。
ブルーのやわらかなエレガンス、奥行きを含んだモノトーンの静けさが、美しい光の中で心地よく立ち上がります。
comfortQ Style 04
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進化したカジュアルスタイルで、最高のくつろぎを
家でのくつろぎを大切にする価値観が定着し、インテリアは気の張らないカジュアルな傾向に。そこへ、ラグジュアリーさや芸術性、伝統やヴィンテージなど、普遍的な要素を巧みにプラスするミックススタイルが、時代のトレンド。 “さりげない緻密さ”が極上のリラックス空間をもたらします。comfortQ Styleでは、今年のインテリアトレンドから10のキーワードをご紹介。新しくどこかなつかしい、時間を超えるデザインに注目です。
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