スタイルブック
モジュールという色褪せない自由を、ホームオフィスに
2020.12.1
スイスの建築家フリッツ・ハラーが開発した建築システムを基礎にして、家具のために開発されたのが「USMハラーシステム」です。モジュール部材を自在に連結したフレームと多様なパーツの組み合わせで、形やサイズ、色を変えて幾通りもの収納家具をつくることができます。たとえば生活と仕事が共存するホームオフィスなら、デスクやバーカウンターと機能を変えながら、統一感も生まれます。
POINT 1
Wire Dining Chair
ジャスパー・オーバーガードとクリスチャン・ディルマンによってデザインされたWire Collection。馬具づくりと精緻な鉄工技術といった時代を超えて受け継がれる二つの異なるクラフトワークを組み合わせたこのダイニングチェアは、有機的なフォルムと時代を超えて耐えうる素材、そして機能的で座り心地の良さに重きを置きながらも、複雑な構造とどこから見ても美しいバランスの取れたデザインをベースにしています。Wire Collection は腕利きの職人によってデンマークで製作され、全てにシリアルナンバーと製作した職人のイニシャルが刻まれています。
WIRE DINING CHAIR LOW
OVERGAARD & DYRMAN / オーバーガード & ディルマン
チェア
874,500円
POINT 2
USM Haller system
モダンデザインと芸術の象徴的な存在として、ニューヨーク近代美術館の永久コレクションとして所蔵されているUSMハラーシステム。その組み合わせは限りなく自由です。
多彩なパーツを組み合わせることも、好きな色を選ぶことも、理想のサイズに近づけることも、自由。なにより、自身と家族、そして家の成長に合わせられるというのが今のニーズにぴったりなのです。1965年に生まれたシステムながら、現代にフィットする。良いデザインとはこういうことなのかもしれません。
POINT 3
Aeron Chair
1994年に初期モデルが発売されてから四半世紀。アーロンチェアは時代のニーズに合わせて少しずつ変化をしてきました。
エルゴノミックチェアと呼ばれるオフィスチェアの元祖とも言えるこのチェアは25年の時を経た今でもなお人気であり続けています。その秘密は美しいデザインと人間工学に基づいた機能。無駄のないそのデザインはニューヨーク近代美術館所蔵品として選ばれています。
POINT 4
Timothy Kuoio
幾何学的なラインに柔らかなクッション、そして優雅なプロポーション。ティモシ-クオイオのサイドパネルとベースはサドルレザーに包まれ、その設えを洗練されたものにしています。
タイムレスなデザインと座り心地は、家族、そしてリビングの中心にふさわしいアイテムといえます。
POINT 5
Arco Lamp
1962年にアキッレ・カスティリオーニとピエル・ジャコモ・カスティリオーニの兄弟によって発表された「アルコランプ」。
街頭からヒントを得てデザインされたこのランプは、天井工事をしなくても上からの光がとれ、また光源の真下にスタンドがないということで、当時としては革新的かつ画期的な作品となりました。
もちろん今でもインテリアデザインを語るうえで欠かすことのできない存在となっています。
ARCO/ARCO LED
FLOS / フロス
照明
389,400円〜
POINT 6
DECANTERLIGHT Square/Bell/Tulip
クリスタルを職人が一つ一つ手作業で掘り込んで仕上げていくデキャンタライト。
この唯一無二の輝きは、飾った場所を空間の主役にしてしまう、そんなパワーを持っています。
1灯吊りのはかなさを楽しむもよし、3つのデザインを組み合わせて雄大で官能的な輝きを楽しむもよし。楽しみ方はあなたの手にゆだねられています。
TULIP DECANTER CLASSIC PENDANT
LEE BROOM / リー・ブルーム
照明
107,800円〜