一般的にソファの寿命は10年程度と言われています。ソファはいわばインテリアの主役、中でも一番くつろぐことが多い家具といえるでしょう。ですが、その主役が長い期間同じ装いで過ごしているということになります。
ファッションのように気分や季節によって、使い分けることができれば、気分もリフレッシュでき、心地よさもより良いものとなるでしょう。また、季節に合わせたスタイリングができれば、おもてなしの際にも、時期にあったスタイリングを披露することができますね。
数ある家具ブランドの中でも、ジェルバゾーニのカバーリングアイテムはソファやアームチェアを着替えるような簡単な仕草で、クリエイティブでカラフルなムードからフレッシュで繊細な雰囲気まで、インテリアに新しいイメージを与えることができます。
ソファ:SAIA12、アームチェア:LOLL07、テーブル:HEIKO44、HEIKO41、HEIKO43、キャビネット:DAEN85、フロアスタンド:BOLLA
パーソナルソファ:SAIA09、テーブル:BRISE43、BRISE46、フロアスタンド:SPIN
ソファ:LOLL、テーブル:HEIKO41、HEIKO42、HEIKO43、キャビネット:DAEN69、ミラー:BRICK96、BRICK97、BRICK98、BRICK99
パーソナルソファ:NUVOLA05、テーブル:GUNA11、GUNA12、ミラー:BRICK96、BRICK97、BRICK99
以前のアートディレクターであるパオラ・ナヴォーネの型にハマらないクリエイティブで豊富なファブリックやプロダクト、スタイリングで世界は魅了しましたが、昨シーズンから新たにさらに7名のデザイナーを加え、さまざまな個性の集合体となり、よりジェルバゾーニらしさを加速させました。
コロナ禍を超え、実際に自分の空間で過ごす時間が多くなった人々は見た目の雰囲気・ムードだけでなく、手触りやテクスチャーなど、より本当の心地よさを見出すようになりました。最新のトレンドを見ることができるイタリアで開催のミラノ・サローネでも、その傾向は顕著でした。長時間を過ごすことができるよう、優しい印象を与えるニュートラルカラーを中心に、アクセントカラーにマスタードやマット/グロッシーでペール・ダークトーンを加えるといったスタイリングが多くみられました。
ヨーロッパではリネンやコットンといった天然素材に贅沢さを求め、シンプルに潔くファブリックを使いこなします。ジェルバゾーニの原点であるリノビアンコカバーは、そんな価値観を表現するかのごとく、大胆にシンプルに心地よさを生み出してくれます。まるで白シャツにデニムを合わせるかのごとく。
ソファ:GHOST13、テーブル:GRAY44
ソファ:LOLL12、テーブル:INOUT44
白だから汚れやすいから懸念されがちですが、ジェルバゾーニのミケーレ社長曰く「リノビアンコはリネンとコットンだから自宅で洗えるし、汚れが気になるようなら漂白してしまえばまた元に戻る。本当に使いやすい素材だ」。
潔く真っ白のファブリックのソファを中心に据えて、アクセントとなるクッションカバーだけをプラスしたり、お好みのファブリックのカバーと組み合わせてスタイリングしたり、夏場にはさっぱりとしたリネン・コットンのカバー・冬場にはダークトーンでまとめてみたり。
また、ジェルバゾーニの特徴の一つである、ステッチやパイピングまで選べるということは、随所に至るまで自分らしいコーディネイトができるということ。ジェルバゾーニの豊富なファブリックバリエーションやステッチのカラーを見るだけでもアイデアが湧き出してきますね。
そんなジェルバゾーニを表現する上で、重要なキーワードが3つあります。
一つの“洋服”を作り上げるようにファブリックを選ぶだけでも気分を高揚させてくれますが、空間全体を選ぶさまざまな素材・色・形の組み合わせまでを“遊ぶ”スタイリングがジェルバゾーニの最大の魅力です。四季折々に、また気分やシチュエーションに合わせて、着せ替えが簡単にできる、ジェルバゾーニのインテリアであなたのセンスを表現してみてください。
空間全体のスタイリングについては、またの機会に。