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GERVASONI
配置が変わる、空間が変わる
GERVASONI《SAMET》
イタリア家具ブランド、ジェルバゾーニより登場した《 SAMET|サメ 》は、2023年に発表されたモジュラーソファコレクションです。複数のパーツを自由に組み合わせられるモジュール式を採用し、空間やライフスタイルに合わせて柔軟に形を変えられるデザインが特徴です。 SAMET SAMETには、明確な「完成形」がありません。どこに座るか、どう配置するか──。その答えを決めるのは使い手自身。決まったルールに縛られることなく、自由な発想で空間を構成できる、まさに“ルールのないソファ”です。 とはいえ、「自由」と言われるほど迷ってしまうもの。そんな時の指針として、あらかじめ Configuration (組み合わせ例) が用意されています。以下では、その一部をご紹介します。 Configuration A 直線的な構成にカウチを組み合わせたAタイプは、安定感のある佇まいが魅力。空間に自然と馴染み、壁際に寄せても、リビングの中心に置いてもバランスよく収まります。 カウチ付きのため、脚を伸ばしてくつろげるのもポイント。整った直線的な印象と、快適なリラックス性を兼ね備えた、安定感のある構成です。 Configuration B 構成要素を絞った、シンプルな直線レイアウト。余分な要素を加えないことで、SAMETの幾何学的な構造や美しいプロポーションがより際立ちます。視線が抜けやすく、空間を広く見せる効果もあるため、ミニマルで余白を活かしたインテリアに最適です。 SAMETのデザインを手がけたのは、イタリア・ミラノを拠点に活動するデザイナー Federica Biasi(フェデリカ・ビアジ)。東南アジア、特にタイの「おもてなし文化」から着想を得ており、人を自然と迎え入れる、居心地のよいシーティング空間を目指しています。 Configuration D 両側からアプローチできるダブルサイド(両面使い)のDタイプは、SAMETの自由度を最も体現したレイアウト。空間の中心に配置することで、生活動線に縛られない、開放的な使い方が可能になります。 足を投げ出してくつろいだり、背もたれを挟んで向かい合って会話を楽しんだり。左右対称の構成が整った印象を生み、リビングはもちろん、ラウンジやパブリックスペースにもよく映えます。 Configuration F 左右対称の安定したフォルムを基調としながら、使用するユニットにあえて非対称性を取り入れたFタイプ。整ったシルエットの中に、意図的なズレやリズムを加えることで、空間に表情が生まれます。 全体としては安定感を保ちつつ、「整いすぎない」バランス感覚が特徴。デザイン性と居心地のよさ、その両立を求める方にふさわしい構成です。 Configuration G 異なる座面を組み合わせ、まるで一つのオブジェのように空間を構成するGタイプ。直線やL字にとどまらず、カウチを取り入れることで立体的な凹凸が生まれ、デザインとしての完成度をさらに高めています。 家族やゲストが自然と集まる、リビングの主役になるレイアウトです。 SAMET GERVASONI ジェルバゾーニ 1,739,100円〜 NEW SAMET HIGH SAMET HIGHは、座面に薄型のキルティングシートを一体化した仕様。これにより、座り心地はよりソフトになり、身体をやさしく包み込むような感覚が生まれます。視覚的にも軽やかさと適度なボリューム感が加わり、表情豊かな仕上がりです。 このキルティングは、デザインの着想源であるタイのイメージとも重なり、標準仕様のSAMETに比べ、よりクラフト感のあるモデルと言えるでしょう。モジュール構造やレイアウトの自由度は、標準タイプと同様です。 また、同シリーズには座面を低く抑えた SAMET LOW も用意されています。視線が低くなることで空間に開放感が生まれ、床に近い落ち着いた過ごし方が可能です。空間の印象を変えたいときに、検討したいモデルです。 SAMET HIGH GERVASONI ジェルバゾーニ 1,884,300円〜 NEW SAMET FIX SAMET FIX は、SAMETシリーズの中で「固定式ソファ」として展開されるバリエーション。モジュール構造の美しさを活かしながら、あらかじめ定められた構成ごとに、完成されたバランスと佇まいを提案します。レイアウトの自由度よりも、全体のプロポーションや安定感を重視したい方に適しています。 SAME FIX 10/12 GERVASONI ジェルバゾーニ 1,241,900円〜 NEW 明確な正解を持たず、使い手の感覚に委ねられるSAMET。組み合わせのヒントを頼りにしながら、自分らしい配置や過ごし方を見つけていく── そのプロセスそのものが、このソファの価値ではないでしょうか。 シンプルでタイムレスなフォルムは、選ぶファブリックによって空間の印象を大きく変え、ラウンジのような穏やかな雰囲気から、ホテルライクなラグジュアリーまで幅広い表情を描き出します。 暮らしや空間に合わせて自在に変化し続ける、自由で洗練されたコレクション。それが、GERVASONIの《SAMET》です。 今回ご紹介したSAMETを展示したイベント「Playfulなイタリアデザイン」は、2026年2月27日まで阪急うめだ本店7階コンフォートQにて開催中です。イベント詳細はこちら 「ジェルバゾーニ」に関する特集記事紹介 2025.12.20 ファッションを選ぶように楽しむ、GERVASONI のインテリア 服を選ぶように、インテリアにも自分らしさを。 GERVASONI(ジェルバゾーニ)は、生地やディテールの組み合わせによって、 “着せ替える”感覚で楽しめる家具を提案します。 日々の暮らしに、ファッションを選ぶときの美意識とときめきを... 続きを読む 2025.07.18 ラウンドモジュールGHOSTソファの優雅な存在感 GHOST (ゴースト) ソファより、扇状に配置できる新たなラウンドモジュールソファが発表されました。昨年、2024年に登場した新しいシリーズです。 - GHOST 33- GHOST 34- GHOST 35 L/R (片... 続きを読む 2024.07.10 〈ジェルバゾーニ〉GHOSTソファ 全タイプ比較-定番から上級者編まで- ジェルバゾーニの「GHOST(ゴースト)」は都会的なスタイリッシュさと程よいルーズ感をあわせ持ったスタイルが人気のコレクション。ソファをはじめ、チェア、ベッド、アウトドア家具まで、幅広く展開しています。その数はソファだけでもなんと2... 続きを読む and more BRANDS(取り扱いブランド) GERVASONI / ジェルバゾーニ GERVASONI(ジェルバゾーニ)は1882年に籐家具メーカーとして創業。 美的基準や生産技術は時代と共に変化してきましたが、美しさへの情熱から芸術的に製造を続けています。細部へのこだわりや熟練の技で作られた天然素材の家具など、培われた老舗家具メーカーの経験が現在にまで受け継がれています。 ブランドページへ
2026.01.23
削る、刷る、縫う、かたちづくる
― 住まいに物語を添える、4人の手仕事
2025年11月27日から12月22日の期間、阪急うめだ本店7階「コンフォートQ」にて、人気恒例イベント『LIVING with ART』が開催されました。 今回の「LIVING with ART 2025 手の温もりを感じるアート」では、木彫、銅版画、刺繍アート、陶芸といった異なる技法を用いる4名の作家を特集。いずれも手仕事ならではの温かみと個性が光る作品が、上質なインテリアとともに展示されました。 イベント時の写真とともに、展示作品をご紹介いたします。  出展作家名 ※五十音順 01|関口 恵美(木彫家) 02|本村 綾(銅版画家) 03|森本 凌司(刺繍アート作家) 04|toho(陶芸家) 関口 恵美 Emi Sekiguchi 素材の生命感を引き出す木彫表現 楠(くすのき)を素材とした木彫作品を展示。木の自然な表情や質感を生かし、温かみと確かな存在感を備えた立体作品が並びました。 表情豊かな果物シリーズは、柿をはじめ、りんごや梨、キウイなど、さまざまなモチーフで制作されています。木目を生かした彩色と、平刀で丁寧に削り出された細かな面が連なり、光を受けることで果物の瑞々しさや生命感が際立ちます。 目のあるサクランボが飾られた、カラフルな《片想いプディング》シリーズのように、かわいらしさの中に不思議さや、奇妙さを感じさせる作品も。作品との「見る/見られる」関係性が生まれることで、鑑賞者の意識を引きつけました。 少女像ではあえて手を作らず、「言いたいのに言えない」子どもの感情を表現。恥ずかしさや悲しみ、怒り、寂しさといった本心を胸の内にしまい込み、スカートが風に揺れる造形からは、目に見えない気配や時間の流れが感じられ、ポップな色彩の中に、ふとした儚さが漂います。 本村 綾 Aya Motomura 日常にそっと寄り添う銅版画 繊細な線と柔らかなトーンで、日常の一場面を切り取る銅版画作品は、どこか不思議で穏やかな空気をまとい、観る人の心にそっと寄り添います。 《おかしな午後》では銅版画をベースに、ほぼ一度しか刷ることのできないモノタイプの手法を採用。刷りの上からパステルや色鉛筆で色彩を重ねることで、偶然性と手描きの温かさが共存する奥行きのある表現を生み出していました。 犬のイラストをモノトーンで表現した作品シリーズも。さまざまに描かれた犬たちは、いずれも穏やかな表情でたたえ、愛らしさを感じさせます。シンプルで温かみのあるデザインは空間を選ばず、暮らしの中に自然に溶け込みます。 銅版画を軸とした柔軟な制作姿勢も特徴のひとつ。紙版画や手採色など、多彩な手法を用いることで生まれる、親しみやすさと伸びやかな表情が印象的でした。 森本 凌司 Ryoji Morimoto 刺繍が描く、見えない距離 糸と布、そして写真を素材に制作。写真をプリントした複数の布を縫い合わせることで、単なる物理的な繋がりだけでなく、イメージ同士の距離や関係性を静かに問いかけています。 糸は作品の表と裏を行き来し、一方向からだけでは完結しません。表裏ふたつの面が響き合うことで、展示空間に静かな緊張感を生み出します。 150×150cmの大作《距離の縫合》では、作家自身のいとこ2人をモデルに制作。写真という具体的なイメージと、「縫う」という行為が融合することで、物理的でありながら、どこか感情的なつながりが感じられました。 イギリスでテキスタイルデザインを学び、現在も同地を拠点に活動。刺繍や縫製の要素を取り入れた作品は、見る角度によって印象が変わり、鑑賞者の想像力を刺激します。 toho トホ 暮らしに寄り添う、やさしい陶のかたち 土の持つ素朴さやあたたかさを生かした作品は、生活空間に自然に溶け込んだ守り神のような存在。ユーモアを感じさせるフォルムと、手で成形された時間の積み重ねが、作品ひとつひとつに個性を与えています。 《土雛人形》のような置き型作品に加え、壁に掛けて楽しめる作品も。陶器でできた《土の街》(写真左)、《土のダイヤ》(写真右)は、独特のフォルムが空間のアクセントとなり、静かな存在感を放ちます。 会期にちなんだクリスマス仕様の作品も登場しました。手のひらサイズの愛らしい造形は、季節のしつらえとしても楽しめる佇まいです。 土という素材の特性を生かしながら、日常の風景に寄り添う作品群を展開するtoho氏。作品や制作についてご紹介した特集記事も公開しています。ぜひあわせてご覧ください。 2025.12.13 土とともに歩む陶芸家 tohoLIVING with ART 2025 京都市左京区。永観堂のほど近く、カラフルで楽しい暖簾をくぐると、築100年を超える古民家の中にtohoさんのアトリエがあります。 本名は藤本美歩さん。1969年生まれ、京都市在住の陶芸家です。アーティスト名の「toho(トホ)」は... 続きを読む 今回の「LIVING with ART」では、木彫、銅版画、刺繍アート、陶芸といった、作家の手仕事が色濃く感じられる作品群が揃いました。削り跡や版の揺らぎ、糸や土に込められた時間の積み重ねなどの作家の手の痕跡が、整えられたインテリアに自然な奥行きと物語を添えているように感じられました。 「コンフォートQ」ではアートの取り扱いも行っており、年に2回開催する『LIVING with ART』では、平面から立体まで作品まで、多彩な作品をご覧いただけます。作品の選定や配置についてのコーディネート相談も承っておりますので、ぜひお問い合わせください。 「LIVING with ART」に関する特集記事はこちら 2025.01.20 モダンな空間に合う「和」のアート 2024年11月30日~12月25日の期間、阪急うめだ本店7階「コンフォートQ」人気の恒例企画『LIVING with ART』が開催されました。年に2度開催されるこのイベントは、「アートと暮らす」をテーマに、絵画から掛け軸、立体ま... 続きを読む 2023.12.13 LIVING with ARTアートで壁を飾る6つのヒント 人は人生の中でいったい何枚のアートに巡り合うのでしょう。 人生の転機に運命的な出会いをした絵。海外のアンティークショップで見つけた掘り出しもの。街角のギャラリーで偶然見つけたお気に入りの1枚。 そうやって集めたアートはその時々のあ... 続きを読む 2023.08.01 インテリアとアートが出会うときLIVING with ART - うめだイベントレポート コンフォートQ恒例のアートとインテリアのイベント「Living with Art」。 国内外の現代作家5名の作品が十三ショップとうめだ店に集結しました。 今回は阪急うめだ本店7階コンフォートQで展開したアーティストの作品をご紹介して... 続きを読む and more
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