小さな家具でありながら、置く場所や選ぶ素材によって空間の印象を大きく変えるサイドテーブル。実用性だけではなく、素材やデザインを楽しむことで、暮らしの中に心地よい変化をもたらしてくれる存在です。
今回ご紹介するのは、イタリアのインテリアブランド GERVASONI(ジェルバゾーニ) が展開するサイドテーブルコレクション。
デザイナー Paola Navone(パオラ・ナヴォーネ) による、セメントや無垢材など、素材の持ち味を活かした《INOUT (インアウト)》《BRICK (ブリック)》《GRAY (グレイ)》《LOG (ログ)》の4シリーズから、それぞれ異なる魅力を持つ代表的なモデルをご紹介します。

装飾を削ぎ落とした、ミニマルなキューブフォルム。なめらかに仕上げられたセメントの質感と直線的なデザインが調和し、シンプルでありながら素材そのものの風合いを感じられるシリーズです。単体で取り入れるのはもちろん、サイズ違いを組み合わせることで高さに変化が生まれ、空間にリズムが生まれます。


丸みを帯びたフォルムが魅力の《INOUT 44》。硬質な素材でありながら柔らかな印象を与える造形は、家具という枠を超えた彫刻的な佇まいを持ち、モダンからナチュラルまで幅広いインテリアに調和します。
人気のドット柄・ストライプ柄のセラミックモデルは、職人が一点ずつ手作業で絵柄を仕上げたもの。均一ではない手仕事ならではの豊かな表情が、暮らしにさりげない彩りを加えます。

自然石を削り出したような、力強い造形が印象的なシリーズ。円形の天板を非対称のベースが支えるデザインは、見る角度によって異なる表情を見せ、空間の中で独自の存在感を放ちます。住宅だけでなく、ホテルやリゾートなどの上質な空間にも選ばれる、アートピースのような一台です。


天然のシデ材を贅沢に切り出して仕上げられた《BRICK》。木の幹が持つ自然な輪郭や力強いボリュームを活かし、加工によって整えすぎることなく、素材本来の魅力を引き出したデザインが特徴です。

木目や色合い、節の表情は一台ごとに異なり、それぞれが唯一無二の存在。年月を重ねることで深まる風合いも、天然木ならではの楽しみです。
サイドテーブルとしてはもちろん、オブジェとしても成立するほどの存在感。グリーンと組み合わせれば、室内に自然のリズムを取り込むことができます。

無垢材の温もりと洗練されたフォルムを融合したモデル。三本脚の構成と、角を柔らかく仕上げた三角形の天板が特徴で、木の素材感を感じながらも軽やかな印象に仕上げられています。

《BRICK S / M / L》が木そのものの力強さを楽しむデザインであるのに対し、《BRICK 242 / 244》はフォルムを磨き上げることで、現代的な軽快さと機能性を両立。ソファサイドやラウンジチェアの横にも取り入れやすく、洗練された佇まいで住空間に寄り添います。

端正なデザインと均整の取れたフォルムが魅力の《GRAY 42 / 44》。丸い天板と3本脚によるシンプルな構成に、縁をわずかに立ち上げた繊細なディテールを加えることで、素材の温もりと洗練された印象を両立しています。
ベッドサイドにはもちろん、2台を高さ違いで組み合わせれば、リビングでも美しいバランスを生み出します。時代に左右されない普遍的なデザインは、長く暮らしに寄り添う一台です。