美しい家具、そしてそこに暮らすことの幸せを、写真を通してご紹介していきます。
アールデコのデザインが特徴的なソファ「オジモ」は、シャグリーン柄から着想を得た独特の光沢感が特徴のファブリックと相まってオリエンタルな雰囲気。そこに合わせているリビングテーブル「ダンジカ」はスタッコ仕上げ。漆喰に手作業でグリット模様を施し、その上からゴールドの着色を施しています。
両サイドのフロアランプ「メデューサ」は極めてシンプルですが、上からも下からも電球が見えないよう設計されているあたりが、まさに光にこだわるアルマーニらしさと言えます。
(左)ホワイトゴールドのスタッコ仕上げは、手作業ならではの不規則性に光が反射し美しい輝きをはなつ。
(右)独特の光沢生地をはったソファと、アルマーニ氏が多く用いる縞模様のクッション。
フランスでもほんの一握りの職人にしか継承されていない藁(わら)象嵌細工のダイニングテーブル「ページ」は、よく見ると二層構造。格子状に張り巡らされた藁細工と脚のデザインがエキゾチックな雰囲気をかもしだします。
奥の衣桁(いこう)のようなデザインのラック「タオ」、フロアランプ「パメラ」の竹モチーフのステムなど、アルマーニ / カーザのテーマであるオリエンタルモチーフを数多く取り入れながらも、それぞれの形状はいたってシンプルでモダン。このような足し引きが、洗練された風合いを作り上げます。
(左)藁象嵌の二層構造はとても手間がかかるため、家具に取り入れられるのはかなりめずらしい。
(右)パイルの模様がめずらしいラグは、ハンドノットのため1日に6cmほどしか進まない。
ワーカホリックなアルマーニ氏らしく、DEN周りの家具・アクセサリーはとても充実しています。
ブラックラーチの木目が特徴的なデスク「オリビア」。品よくまとまるのは、レザーアイテムの力も大いにあるでしょう。クロコダイル柄の型押しを施したデスクマットにオールレザーの地球儀。「住宅が洋服を着るように空間をアルマーニでドレスアップする」というコンセプトを持つアルマーニ / カーザだからこそ、ここまで細かな演出が可能なのです。
(上)シックなレザーステーショナリー「ジャスパー」はファッションブランドならでは。
(下)エグゼクティブに人気の地球儀「ハンター」は、レザーと天然石アラバスターとの風合いが重厚感を演出している。
大きなスクリーンで区切られれば、瞬く間にプライベートな空間に早変わり。
実はこのスクリーン、タタミを模した「ギンザ」という壁紙を貼り込んだもの。細部にまで宿るアルマーニらしさです。プライベートな空間を演出するのに欠かせないシェーズロング「オンダ」もベースが網代編みと無垢材のフレームでつくられており、オリエンタルかつリゾート感あふれる雰囲気を感じることができます。
(左)タタミを模した壁紙「ギンザ」。この他にも好みの壁紙を貼りこむことができる。
(右)フロアスタンド「NEMA」は真鍮にインクを染めこむ独特な仕上げでオニキス柄を表現。
その家の“顔”ともいえるエントランス。そこにアルマーニを代表するテーブルランプ「ロゴ」はいかがでしょうか?
シンプルでありながらこだわりの詰まった優しい光が、やさしく家人を出迎えます。
サイドのコンソール「エヴァンス」は開閉が可能。余計な装飾や突起を嫌うアルマーニ氏のデザインらしく、開閉部には取手などは一切つけられていません。
飾られているのは、ムラーノガラスのペーパーウエイト「イーグル」。一点一点手作りのため、唯一無二の風合いを楽しんで。
ゴールドが鮮やかなムラーノガラスのペーパーウエイトはひとつひとつ柄の出方が異なる。
裏にはシリアルナンバーも。
アルマーニ / カーザの世界にとっぷりと浸る。そんな幸せな体験を、ご自宅で楽しみませんか。
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アルマーニ / カーザの家具でつくる極上の日常 目次(全3回)