INTERIOR

2025.07.08

Bilboquet|ビルボケ
FLOSの次世代型テーブルランプ

テキスト:WEB担当 みなみ


ブランド フロス

今にも動き出しそうな愛らしいフォルム。日本語では「けん玉」を意味する名前が付けられた「Bilboquet(ビルボケ)」は、カナダ人デザイナー Philippe Malouin (フィリップ・マロイン) がデザインしたテーブルランプ。イタリア照明ブランド「Flos (フロス)」との初めてのコラボレーションプロダクトとなります。

2つの同じサイズの円筒が組み合わさったこのランプは、ジョイントの役割を果たす球体部分の磁石によって上側の円筒をスムーズに球体上で回転させることを可能にしました。思い通りの方向、角度に自由に点灯できる次世代型ランプです。

昨年の2024年には、*Dezeen Awards 2024のライティング・デザイン・オブ・ザ・イヤーを受賞。審査員より「このデザインには非常に満足できる点があります。照明としての多用途性が最小限のパーツで実現され、親しみやすさと同時に現代的であり、使用感も非常に満足のいくものです。」と評価されました。

*Dezeen Awards (デジーン アワード)
国際的に影響力のある建築・デザインウェブサイト「Dezeen(デジーン)」が主催する、建築、インテリア、デザイン分野で優れた作品を表彰する賞。国際的なデザインの卓越性を示す基準となり、世界中の建築家やデザイナーにとって最高の栄誉となる。


サスティナブルな観点でも魅力的なビルボケは、長期間の使用に耐えうる設計が施されています。さらに、主な部品はすべて分解、交換、修理、そして適切な廃棄が可能。
光源はLED電球を使用しているため、アップグレードした電球を容易に入れ替えることができ、時間が経過してもその性能は保たれます。


カラーバリエーションは3種類のご用意。完熟した優しい色合いを感じさせるtomato(トマト)、どのような空間にも馴染むクリームカラーのlinen(リネン)、トレンドのグレイッシュなsage(セージ)から選択できます。お部屋ごとに色違いで置いてみるのも雰囲気が変わっておすすめです。

カラー:(左から) トマト、リネン、セージ

ケーブルとスイッチ部分の配色は本体と統一されているという細部までのこだわり。ケーブルはフリーにすることも、下側の円筒の底にあるスリットで固定し、調整することも可能です。



Philippe Malouin
フィリップ・マロイン


イギリス系カナダ人のフィリップ・マロインは、オランダのアイントホーフェンにあるデザインアカデミー(DAE)にて学士号を取得。またパリの国立高等産業デザイン学校(ENSCI)とモントリオール大学で学ぶ。
2008年には自身のスタジオを設立し、ロンドンの王立美術大学(RCA)で教鞭をとる。


「シンプルなデザインながら個性あふれる“Bilboquet”は、遊び心がありながらも正確に光をあらゆる方向に届けるテーブルランプです。マグネット式ボールジョイントからヒントを得た“Bilboquet”は、さまざまな用途にあわせて自在に好みの場所に可動します。デスクでの作業時に使用したり、壁面をやわらかく照らしたり、あるいは読書灯として使ったり、“Bilboquet”は必要な場所に光を届けます。」
Philippe Malouin (フィリップ・マロイン)



「Bilboquet(ビルボケ)」は、阪急うめだ本店7階「コンフォートQ」にて展示中です。(記事掲載 2025年7月時点)

※展示状況は変更となる場合がございます。ご了承ください。

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