家具は「かくあらねばならない」という、絶対的なカタチや考え方が、生活スタイルを決めてしまう時代もあったことでしょう。しかし、時が経ち、椅子の上でおおらかに寛ぐ、というような我侭なスタイルさえも許容してしまう時代です。家具を生み出す原点の発想がしなやかに変化してきているのです。グッドデザイン賞受賞を基点として、KASHIWAは次世代の生活が求める家具の形を提案しつづけます。椅子の上でのゆったりとした心地よさと寛ぎ感。座面をワイドにしたり、アームをちょっと控えめにしたのも、そんなリラックスへの配慮です。