2023.08.22
夕方は少しずつ涼しくなってきました。とはいえ、まだまだ日中はうだる暑さに嫌気がさします。
そんな暑い時間でも、インテリアアイテムで涼しく過ごすためのアイデアをご紹介します。
色には温度があります。物質自体の温度は同じでも、目から入る色の情報によって体感温度が大きく変わるのが人間の不思議です。
それを利用して、涼しげなカラーリングの家具を取り入れるのはいかがでしょうか?
およそ40~50万年ほど前から火を使うようになった人間。そこから「火の色=熱い」という認識が生まれました。
ガスの炎のような高温の青い炎が生まれたのはもっと先の話。そのような理由で、青はいまだに私たちにとっては「涼しい色」と認識されているのです。
そうはいっても盛夏もすぎると、真っ青は興ざめ。
そこで涼やかなアイシーグレーとネイビーはいかがでしょうか?
透明感を感じる黄みのないグレーは、程よい冷たさとニュートラルな安心感を与えてくれます。
落ち着きのあるネイビーはブルーでありながらエネルギッシュさが抑えられた色。心を落ち着かせてくれます。
GERVASONI / ジェルバゾーニ
ソファ ゴーストシリーズ
写真左:Carl Hansen & Søn / カール・ハンセン&サン ラウンジチェア CH78
写真右:Fritz Hansen / フリッツ・ハンセン ソファ LUNE
Fritz Hansen / フリッツ・ハンセン
ラウンジチェア PK22
家具に用いられる素材のバリエーションが最近は特に増えてきました。
中でも清涼感のある石素材のアイテムにトライしてみませんか?
夏を感じさせる素材はどうしてもカジュアルさや軽やかさが出てしまいます。その点高級感のある石素材は、お部屋のクラスアップをしながら清潔感を与えてくれる大変便利な素材です。
写真左:Gervasoni / ジェルバゾーニ ダイニングテーブル Gray
写真右:&Tradition / アンドトラディション サイドテーブル Lato
写真上:HUKLA / フクラ
リビングテーブル ELT001
写真左:Tom Dixon / トム・ディクソン
テーブルスタンド STONE TABLE
年々夏の暑さは危険なほどに増しています。
盛夏をすぎてもすぐにさわやかな気候、とはいきません。
ぜひインテリアにも凉を取り入れて、季節の変わり目を楽しみましょう。