北欧デザインを代表するブランド、Carl Hansen & Sønのラウンジチェア《CH71》《CH78》。どちらも厳選された素材と洗練されたフォルムを備え、日常にさりげない贅沢をもたらしてくれる一脚です。
共通する魅力は、身体を自然に受け止める心地よさと、どのような空間にも美しく溶け込むデザイン。しかし、座った時に感じる印象や、空間への存在感はそれぞれ違いがあります。
デンマーク家具デザインの巨匠、Hans J. Wegner(ハンス J.ウェグナー)が手がけたふたつのラウンジチェア。それぞれの個性を見ていきましょう。

「ミニベア」という愛称で親しまれるCH71は、細身で軽やかなフレームが印象的。コンパクトで、日本の住宅やワンルームでも取り入れやすく、ダイニングの隣や書斎の窓際、リビングの一角など、さまざまな空間に心地よく収まります。和洋どちらのインテリアとも調和するため、置くだけで空間の雰囲気をすっと引き上げてくれる一脚です。

アーム部分の特徴的な丸みを帯びた木製ハンドルは、ミニベアを象徴するディテール。置いた手に心地よく馴染むだけでなく、布地に直接手が触れることを防ぐことで、汚れや摩擦から守る役割も。視覚的にも美しいアクセントです。
軽やかな曲線を描く背もたれとフレームのプロポーションは、すっきりとした印象を保ちながら身体をやさしく受け止めます。小ぶりながらも存在感を放つミニベア。空間を選ばず、上品な印象をもたらします。
「ママベア」の名で知られるCH78は、まるでクマの耳のように張り出したヘッド部分と、ハイバックの背もたれが特徴の本格ラウンジチェア。ゆったりとした座面と包み込むようなフォルムが、座る人に安心感を与えます。

座面と背もたれは適度な硬さで身体を受け止め、長時間でも快適な座り心地を実現。さらに、首元を支えるネックピローを加えることで、より快適な時間を楽しむことが可能です。

背面の緩やかなカーブとアームの角度は、どの角度から見ても美しいフォルムを保つように設計されています。存在感のあるママベアは空間に置くだけでリビングの中心となり、読書やティータイムなど、日常のひとときを特別な時間に変えてくれます。
なお、最初にご紹介したCH71には、ソファモデルの展開もあります。

ミニベアをベースに誕生した2人掛けソファ、CH72。軽やかな木製フレームと、張りぐるみの座面・背もたれを組み合わせ、ソファとしての安定感と洗練された存在感を兼ね備えています。
ひとりでゆったり過ごす時間にも、ふたりで会話を楽しむひと時にも。CH72ソファは軽やかな佇まいで、空間を美しく引き締めます。
軽やかに日常に寄り添うミニベアと、身体を包み込むママベア。さらにCH72ソファも加わり、空間や過ごし方に合わせた選択の幅が広がりました。
それぞれ異なる魅力を持ちながらも、同じ美意識のもとに生まれたシリーズ。日常の何気ないひとときも、自然と上質で心地よい時間となります。
日々の暮らしに合った“くつろぎの一脚”。ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
