2020年、Boffi | DePadovaとの共同プロジェクト「Time & Style ēdition」は生まれました。
イタリアのハイクオリティなインテリアブランドが日本の家具ブランドとコラボレーションするということで、家具業界にはまさに激震が走りました。

イタリア家具と日本の家具。相反するように感じる2つは、高い美意識という共通項でつながっています。
Time & Styleの控えめなエレガンスは、Boffi | DePadovaの洗練されたプロダクト群とぴったりと調和し、世界中のインテリアファンを虜にしています。

いまや世界に羽ばたく「Time & Style」。
そのショールームが大阪に満を持してオープンしました。
コンフォートQでも人気のブランドだけに、待ちに待ったグランドオープンです。

出店地として選んだのが大阪写真会館。
この建物がある大阪市・南船場周辺には、もともと写真材料を扱う卸問屋が多く並んでおり、それら商店の共同出資で建てられた建物です。
築60年。やや武骨で歴史を感じさせる外観からは想像もつかないほどの開放感あるショールームは、空間の奥に歩を進めるたびにTime & Styleの世界観を感じさせてくれます。

建築当初の構造部まであえて露出させた天井は、高さ約4m弱と開放的ながら不思議とさみしさを感じません。
それはTime ＆ Styleの温かみのある家具が空間に柔らかさを与えているからでしょう。
限りなくシンプルで一見すると普遍的過ぎると捉えられそうな家具たちは、そのどれもが妥協なく美しさとデザインが追求されているとわかります。

今回の大阪ショールームオープンにあたり、Time ＆ Styleが展開しているテーブルウェアも多く展開されています。家具インテリアだけでなく、ライフスタイルから美しく充実したものにしたいという思いから日本各地の美しい手仕事を集めたそのラインアップは、家具に興味がなくとも必見です。