ジャパンシリーズもフランス&サンに提供された多くのデザインの一つですが、同社の量産に対応したシンプルな構造を持ったシリーズです。
中間を膨らませたエンタシス状の脚と水平線が強調された背もたれのラインは、日本の木造建築や神社の鳥居からヒントを得たものと言われています。丸い笠木から真鍮の金具を介して支えられ浮いたように見える背もたれなど、シンプルな構造ながら全体的にフィン・ユールのデザインらしい非常に洗練された印象を持っています。また、背もたれを支える丸い笠木の両端の窪みなどには”ディテールのデザインにこそ遊びの幅を持たせる事ができる”と言ったフィン・ユールのこだわりが見られます。
中間を膨らませたエンタシス状の脚と水平線が強調された背もたれのラインは、日本の木造建築や神社の鳥居からヒントを得たものと言われています。丸い笠木から真鍮の金具を介して支えられ浮いたように見える背もたれなど、シンプルな構造ながら全体的にフィン・ユールのデザインらしい非常に洗練された印象を持っています。また、背もたれを支える丸い笠木の両端の窪みなどには”ディテールのデザインにこそ遊びの幅を持たせる事ができる”と言ったフィン・ユールのこだわりが見られます。