ハンス J. ウェグナーのCH468 オキュラスチェアが市場に出た経緯は、他の製品と大きく異なります。ウェグナーデザイン事務所に山と積まれたデザイン資料。カール・ハンセン＆サンはその中に、これまでに見たことのないラウンジチェアの石膏モデルと試作品の写真を発見しました。ほどなくしてウェグナーの図面も入手。2010年、オリジナル・デザインに忠実にこのオキュラスチェアを復刻しました。
ラテン語で目を意味する「オキュラス」。この椅子の背の中央が目の形をしていることから名づけられました。心地よい座り心地としっかりと体を支える構造。独創的なフォルムをもつオキュルスチェアは、発表されるとすぐに大きな注目を集めました。
曲線が美しい大きめ背とスロープを描くアーム。心地よいリラックス感を生み出すともに、シンプルでスリムなステンレススチール製の脚と大胆なコントラスを出しています。単独で配置しても、空間で大きな存在感を発揮する、ボリューム感のあるシルエット。広い空間では、数脚グループで置いて使用するのにも適したラウンジチェアです。
CH468 オキュラスチェアには、使用感をさらに高めるフットスツール CH446があります。