1956年、クリステンセン&ラーセン社より製作 発表され、その2年後、エリザベス女王も購入したことから「エリザベスチェア」とも呼ばれています。
前脚から肘を通して後脚へとつながる繊細なディテールが魅力的なこの椅子は、イプ コフォード ラーセンの作品のなかでも、最も完成度の高いデザインです。
製作はメーカーとの共同作業。フレームは、コンマ以下の単位まで妥協せずにディテールを削り出しながらも、強度面の基本も譲らないというぎりぎりのせめぎ合いで作られています。
身体をしっかりと受け止めるバケット型につくられたクッションのデザインも、また独創的です。
フレームと同様、薄さとクッション性の限界に挑戦したクッションのパイピングラインは、フレームの繊細なラインと違和感なくつながり、全体の存在感を高めています。
前脚から肘を通して後脚へとつながる繊細なディテールが魅力的なこの椅子は、イプ コフォード ラーセンの作品のなかでも、最も完成度の高いデザインです。
製作はメーカーとの共同作業。フレームは、コンマ以下の単位まで妥協せずにディテールを削り出しながらも、強度面の基本も譲らないというぎりぎりのせめぎ合いで作られています。
身体をしっかりと受け止めるバケット型につくられたクッションのデザインも、また独創的です。
フレームと同様、薄さとクッション性の限界に挑戦したクッションのパイピングラインは、フレームの繊細なラインと違和感なくつながり、全体の存在感を高めています。