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ComfortQ Style 03
リアルに魅せるインテリア特集《後編》
2025年2月19日から24日までの6日間、阪急うめだ本店9階にあるうめだギャラリーにて開催した『自分らしくインテリアを楽しむアイデア展 雑誌 モダンリビング×コンフォートQ』。前回の特集記事に引き続き《後編》をリポートいたします。 DINING|ダイニング 解説⑨ ダイニングチェアの選択は“後ろ姿”を最も重視すべき 日々の暮らしでダイニングチェアを正面から全体を見る機会はほとんどありません。リビングやキッチンから見えるのは後ろもしくは斜め後ろ。このチェアはフロント以上にバックスタイルにデザイン性の高さがあり、申し分ないものです。素材違いのものをランダムに置いて、家族それぞれが“マイチェア”を選ぶことも。 希少な木材「カウリ」とレジンが組み合わさったダイニングテーブルに、デンマークの家具ブランド、オーバーガード&ディルマンのチェアが並びました。 ダイニングチェア: DINING CHAIR with armrest , CIRCLE DINING CHAIR without armrest 解説⑩ “LDK+B(BAR)”で新たなリラックススペースを 自宅のBARならアルコールを提供されるだけでなく、提供する楽しみも。ゲストや家族とのアペリティフや食後の時間をより豊かにできます。LDKに新たなコンテンツを取り入れる際にはコーディネートへの配慮が必須。ダイニングの家具がウッドとレザーなので、BARカウンターをスチール製にすることで互いが引き立つようにしています。 ハイスツール:WIRE BAR STOOL LOW / ポータブルライト:BON JOUR UNPLUGGED OPTIC 背が高めのスツールは、ディスプレイとしても優秀。目線が低くなりがちな空間のバランスを取ってくれます。特別な生地をあしらったものや、個性的なデザインのものでより華やかに。 チェア(左):CIRCLE BAR STOOL LOW / (右):PINNA 解説⑪ ある時はテーブルの補助、ある時はインテリアのポイントに 日本ではワゴンはあまり活用されていないのではないでしょうか。でも実は使い勝手のいいアイテム。特にホームパーティでは、ドリンク類やサブのプレート類を置く場所として有効活用できます。食後のお茶のセットをサーブするのにも便利。また、使用しないときは壁に寄せてポイントに。コーディネートに個性が希薄になりがちなダイニング・キッチンに動きが出ます。 カート左から:HALLER / ALIMA TROLLEY NDS1 / JAMES BAR CART 個性を出しやすい単品のプラスアイテムは、デザインを重視して選ぶのもおすすめです。 解説⑫ “一畳程度”のコンパクトなスペースで叶う心地のよい場所 パーソナルチェア+サイドテーブル+ラグ+ポータブルランプ。この4点セットでくつろぎの場が完成します。リビングでもダイニングでもいい。家のなかで一畳程度のスペースを捻出できるなら、そこが居心地のよい場所に。お気に入りのアイテムで構成するのは基本ですが、窓に近い場所なら光や風が抜ける軽やかなデザインのパーソナルチェアを選びましょう。 ラウンジチェア:WHISKY CHAIR / フロアライト:PH 3½-2½ FLOOR ライトとラウンジチェアが作り出すコージーコーナーは、ラグがあればもっと完璧に。倉俣デザインのシンプルかつ個性的なカートがアクセントになっています。 PRIVATE|プライベート 解説⑬ “壁から離して”ヘッドボードのデザインを際立たせる ベッドのデザインで自分らしさを表すのはヘッドボード。近年、ヘッドボードのデザインに凝ったものが多く発表されています。この展示のようにカーブを描く軽やかなデザインのものは、壁際に置くのはもったいない。空間の中央に配置して四方に動線を確保することで、ヘッドボードの美しさが際立ちます。 特徴的なチェコッティのベッドフレーム。ベッドを部屋の中心に置くスタイリングは、眠る人を豊かな気持ちにさせます。柔らかいフォルムのサイドテーブルは、ベッドフレームとよくマッチしました。 フロアライト:TACCIA PMMA 解説⑭ 質の高いパーソナルスペースが“質の高い眠りへの序章”となる 質の高い眠りにつくためにひと息ついてリラックスできる時間をもちましょう。そのためには視覚的な効果も重要。ボリューム感のあるゆったりとしたフォルムのパーソナルチェアを中心に、照明やオープン棚にも曲線を取り入れて優しい雰囲気をつくっています。リラックスできるお気に入りのルームフレグランスやアロマキャンドルも効果的です。 シェルフ:DAEN72 / ラウンジチェア:LOLL 09 G / サイドテーブル:HEIKO 41 / フロアライト:ALBA 382 お気に入りの本など、見るだけでリラックスできるようなアイテムを配置すると、より自分だけのプライベート空間に。 解説⑮ “ベッドルームに案内したくなる”ファブリックコーデの提案 ベッドは見下ろすことが多くマットレスの面積が大きいので、間延びしないファブリックのコーディネートが必須。今回の展示では、隣のベッドも含めて海外から生地を取り寄せてオリジナルのカバーやクッションを2パターンつくりました。自分らしいコーディネートの発想が広がるように、“既視感のないスタイル”にも挑戦しています。 日本のブランド、タイムアンドスタイルのベッドコーディネート。お部屋の雰囲気を大きく左右するカーテンはお気に入りのファブリックで。落ち着きのある空間にするには生地の光沢度合いも重要です。 ラウンジチェア:WHISKY CHAIR / テーブルライト:PH 2/1 TABLE TERRACE & BALCONY|テラス&バルコニー 解説⑯ 自宅にリゾート。屋外に“ワガママに”過ごせる場所を まず、アウトドア家具のバリエーションがここ10年で膨大に増えていることをお伝えしたいです。食事にお茶に、テレワークと、過ごし方はワガママに思いのまま。それに伴い屋外での時間を豊かにするアイテムも増え続けています。4月~10月がハイシーズン。移動時間0秒のリゾートを手に入れましょう! チェア:SWING DINING ARMCHAIR / テーブル:SWING RECTANGULAR DINING TABLE / ポータブルライト:VL45 RADIOHUS PORTABLE LAMP ラウンジチェア:ALLAPERTO NAUTIC LOUNGE ARMCHAIR / 暖炉:MANHATTAN50 イタリアのアウトドア家具ブランド、エシモで作り上げられた屋外空間。屋内で使用しても申し分のないアイテムたちです。 解説⑰ 浴槽に身を預けて空を見上げる。“ポジティブになれる”時間 アウトドアバスの最大のメリットは気持ちを前向きにしてくれることではないでしょうか。ここで日々の雑念をリセット! 導入はなかなかハードルが高いのですが費用対効果はかなり高いはずです。メリットを最大化するには、設計の初期段階から開閉式の屋根、プライバシーの保護、照明計画など、プランニングも入念に。 スツール:INOUT 41 ラタン調のカバーが印象的なジャクソンのアウトドアバス。まるでリゾートに来たように、ゆったりとした入り心地を楽しむことができます。 暖炉:STIX / シェーズロング:VALSERLIEGE TYPE-1 焚火の様な形をした置き型暖炉と優しい曲線のシェーズロング。どちらも唯一無二の存在感と安らぎの時間を提供します。 HOME OFFICE|ホームオフィス 解説⑱ 個室を書斎として使うなら“過ごす場所は2カ所”が理想 気兼ねなく思いのままに自由に過ごせる――これがプライベート空間の醍醐味です。書斎では作業(仕事)に向き合うデスクとチェア+寝そべることができるソファが必須。このソファはクッションが移動するすぐれもの。ベッドのように使うこともできます。もちろんすべてのアイテム選びで機能性だけでなく、デザイン性も自分好みを重視しましょう。 ソファ:ROSETPRADO / サイドテーブル:ROSETODA テーブル:HALLER / チェア:CESCA CHAIR ARMLESS 変幻自在のSUMハラーはデスク使いもおすすめ。13色のカラーから選んで作る自分だけの収納付きオーダーデスクで仕事も捗ります。 SMALL GARDEN|スモールガーデン 解説⑲ “コンパクトな屋外空間”だからこそ実現できるくつろぎ テーブルのサイズは90㎝角。そこに2脚チェアを合わせました。加えてサイドテーブルの上にはスタイリッシュなポータブルのランプを。周囲に植栽を置くとアウトドアならではの解放感を味わいながら、守られているような安心感も。このサイズの屋外空間だからこそ味わえる贅沢なくつろぎです。 テーブル:KILT SQUARE DINING TABLE / サイドテーブル:KILT DINING ARMCHAIR ベランダがあるのであれば、何もしないのは勿体ない!まずはチェアをとテーブルを置いてみましょう。ドリンクを用意してチェアに腰掛ければアウトドアライフの始まりです。 2回に渡りリポートした『自分らしくインテリアを楽しむアイデア展』はお楽しみいただけましたでしょうか?ほんの少しの変化でも、お部屋は居心地良いものへブラッシュアップすることが可能です。ぜひインテリアを楽しむアイデアを見つけてください。 「リアルに魅せるインテリア特集《前編》」もぜひご覧ください。 2025.03.11 リアルに魅せるインテリア特集《前編》 2025年2月19日から24日までの6日間、阪急うめだ本店9階にあるうめだギャラリーにて『自分らしくインテリアを楽しむアイデア展 雑誌 モダンリビング×コンフォートQ』を開催しました。 1951年創刊のハイエンド向け住宅雑誌『モダ... 続きを読む 『自分らしくインテリアを楽しむアイデア展 雑誌 モダンリビング×コンフォートQ』 イベントページはこちら コンフォートQでは、心地よい空間で暮らしたいと考える方に、理想のライフスタイルを実現するサポート「コーディネートサービス」を行っております。ご希望のカラーやお好みのインテリア、ライフスタイルやご予算など、経験豊富なスタッフがお客様のお話をじっくりお伺いし、お一人お一人のご要望に合ったご提案をいたします。
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